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238年上旬前編 

 

238年上旬前編。
多くの変化がある年の始まり。

1日。

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「姉さま、新年おめでとうございます。ここまで遠いのに、早いね」
「新年おめでとう。今年はちゃんと参加しておかないと……ほら、心配だから」
「ふふふ、そうだね。父さまも――」
「兄さまのこと、じっと見てるわね――母さまに報告しないとだから」
「――そうだね」
「ホント、大丈夫なのかしら兄さま……エッタ義姉さまの方が頼りがいがある感じなのよねえ」
「エッタ義姉さま、仕事もすごく頑張るし、武術も凄いし……」
「そのどっちもしないんだもの兄さま……ホント心配だわ」
「ふふふ。そうだね」

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去年は母さまと父さまが立っていた場所に、ヴィクトール兄さま夫婦が立っている。ヴィクトール兄さまの様子はいつも通りだ。
 
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戴冠前のヴィクトール兄さまの初公務を、父さま、姉さま、兄さまと見守る。
ヴィクトール兄さまは、まあなんというか……抑揚がないというか“読んでいる”感じの挨拶をした。
母さまのような挨拶ができるようになるには、しばらくかかるのかもしれない。

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「――ジークルーナちゃん」
「――父さま」
「本当に――ありがとう。僕とセリーナさんの可愛い子供達が立派になってくれて本当に嬉しいよ」
「……うん。……兄さま、ちゃんと出来てたね」
「そうだね。立派だった」
「でも、母さまの方が威厳があったし素敵だったわ」
「ふふふ、それはそうだ。ヴィクトール君はまだまだこれから、だね。これから国王らしくなっていく。セリーナさんもそうだったよ」
「――うん」
「後は、戴冠――か」
「――父さま」
「“見ているから”。セリーナさんと一緒に」
「――うん……」


マクシムのSSの左下を見て欲しい。ヴィクトールが「君が決めて!」と言っている。なんとこの新年最初の日、兄夫婦はデートの約束をしていた。この夫婦のデートの約束は朝である。
1日の朝、兄たちのステータスに♪があったときの衝撃と来たら……。え、初っ端の新年の儀ひょっとしてすっぽかすんですかそうですか!? セリーナ、シズニの下で苦笑いだよきっと。
そんな感じですごく心配して新年の儀にダッシュしたら、ちゃんとイベントに入った状態で立ってた。ほっとしたよこの馬鹿兄が!
庭園には既にマクシムもいて。システィーナが走ってきて、重なってしまっているがフリオニールもいる。きっと全員でハラハラしていたに違いない。
というわけでまあ、最初の新年の儀すっぽかしはなかったが、その後のデートは行先がラナンの橋でね。国王、成人式も出なきゃいけないんだけど、ラナンの橋じゃ間に合わないね……。
まあセリーナもNPCになってからフリオニールの成人式すっぽかしたから、そこは何も言えないだろう。



昼からデートへ。

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「あれ? 殿下ご夫妻だ」
「デート帰りみたいね」
「……今の時間って成人式じゃないっけ? 成人式って確か」
「そうなんだけどね……。忘れてるのかも」
「……そうか」
「まあ母さまも一度、さぼってるし」
「本当に? セリーナ陛下が?」
「それもフリオニール兄さまの成人式の時に」
「うはは。それは凄いな」
「兄さまは、夫婦でらぶらぶーだから仕方ないだろとかなんとか、全然気にしてなかったけどね」
「ははははは。なんかすごく日常って感じだったんだね」
「そう。いつものことだったから」

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「今年はなんだか、色んなことがありそうな気がするな」
「本当に。何しろ、私たちに――」
「――子供が生まれるんだ。もう少し、だね」
「うん……。元気で生まれてきてくれたらいいわ」
「今年一年幸せな年にしよう。僕と、君と、今ここにいる子と一緒に」
「ええ、もちろん」

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デートの後市場の方へ行こうとしたら、声をかけられた。

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「ジークルーナさん、新年おめでとうございます」
「――ロジェ君だ。新年おめでとう――ふふふ、大きくなったね」
「まあ、それなりですよ。それで、大人になったので、これからも改めてよろしくお願いします」
「ええ、こちらこそ」

夕になって、私は父さまを探すことにする。
父さまといられる時間はもう――。休みの日は修練場にいることが多いから、3か所を回ってみる。闘士、親衛隊にはいなかったから、魔導師の方へと入ったところで、

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父さまの方から、駆け寄ってきた……。

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父さまは、いつもそう言って、私たちの所へ……。
父さまは、また私にお礼を言ってにっこり笑うと、そのまま駆け出して

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兄さまにも同じことを言った。兄さまは、苦笑いをしていたけれど、少し震えていた。

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――父さま。

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父さまの側には、まだ母さまがいる。

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――父さま。


今夜に限ってサブベッドで最初から寝るとかもう心構え良すぎというか準備良すぎというかさ……。もう本当に本当に早く逝きたくてしょうがないんだなと……。
魔導師の修練場に入った途端にいきなりマッハで駆け寄ってくるしさ。その後、猛ダッシュでフリオニール補足しに行って「ありがとう」とかさ。
優しさ++の愛情の深さは、ホント偉大。



ここのところいつも、遅くなってしまうのだけれど

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レノックスさんは、毎日迎えに来てくれる。

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「――今日は……帰ってくる?」
「……うん。一緒に、帰る」
「――そうか。去年と同じようにするのかなと、思ったんだけど」
「ううん……大丈夫。迎えに来てくれて、ありがとう。帰りましょう」
「うん――そうだね」


2日。

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父さまが、母さまのところへ逝く日がきた。

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「――ごめんね、行ってくる」
「うん……気を付けて」
「ご飯、用意してあるから」
「ありがとう。本当に気を付けて。きっと走るんだろうけれど、君は一人の体じゃないんだから」
「うん……わかった」

棚から☆を出して全力疾走で、父さまの家に駆けこむ。

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「――父さま」
「ジークルーナちゃん、走ってきたのかい……? お腹の子に障るから気を付けないと……」
「うん……でも、大丈夫。この子も、母さまと父さまの血を引いてるんだもの。元気で生まれてくるに決まってる」
「ふふふ……そうか……そうだね」
「――父さま。母さまと一緒に……なのよね」
「そうだよ――約束しているから、ね。セリーナさんはせっかちだから……あまり待たせたら大変だ」

父さまの表情はとても穏やかで――幸せそうで。
私は本当に悲しくて淋しいのだけれど――安心もしている。

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兄妹で一番最初に駆け込んできたのはここからは遠いフェルタ区に住んでる姉さまだった。
姉さまは、どちらかというとお父さんっ子な感じだから、きっと凄く辛いに違いない。

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兄さまとマリレーナ姉さまがやってきて。

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兄妹四人こうして同じテーブルにつくのは、私が起き上がった――マリレーナ姉さまがお嫁に行った日――以来だ。
システィーナ姉さまはぼろぼろ泣いていて。マリレーナ姉さまが目に涙を浮かべて肩を抱いている。
私と兄さまはぽつぽつと、いつもラブラブだった父さまと母さまの想い出話をした。

そして。
その時が、くる。

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――幸せだった。
父さまは、その言葉を本当に嬉しそうに心から幸せそうに言った。
父さま。私も本当に幸せだった。いつも仲の良い父さまと母さまに愛されて育つことができた。いつも幸せそうだった父さまと母さまを見ていると、自分も幸せになれた。
父さまと母さまは、私にとって理想の夫婦だよ。
シズニの下で母さまが待ってる――早く逝かないと……だよ、ね。

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姉さまが最後のお別れをする。
マリレーナ姉さまと兄さまは、約束があるからと出かけて行った。

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朝から予定があったのか、ヴィクトール兄さまがギリギリにやってきて。

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父さまは、乙女様によって導かれた。

夕。

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墓地に兄妹全員が揃った。言葉少なく、落ち着かない。

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喪主は長男であるヴィクトール兄様。

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父さまの笑顔は優しい。私は父さまの怒った顔を殆ど見たことがない。
いつか再会するとき。そんな時が来たらいいけれど、来ない気もする。せっかちな母さまが、生まれ変わるって決めちゃって、父さまは苦笑いできっとそれについて行くに違いない。

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――父さま。

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――母さまに、もう会えたかな……?

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「セリーナさん……やっと会えた」
「ふふふ。まだそんなに経っていないじゃない。あっちでは五日、でしょ?」
「僕にとっては一日だって長いよ……。セリーナさんと一緒にいられない時間がそんなにあっただなんて」
「……そうね。だって今までずっとずっといつも一緒だったんですものね……」
「もう、離れないし、離さない。ずっと一緒だ」
「当たり前だわ」
「だから、生まれ変わろうって思った時も、ちゃんとすぐに言って欲しいな。きっとセリーナさんは、突然そうしようって思いつくから」
「あら、やあねえ。なんか自分でもそんな気がする」
「セリーナさんはせっかちだから」
「ふふふ。きっと……あたし達の前のあたし達も、そうだったんだわ」
「前の、僕たち?」
「あたし達が生まれた年。あの年の最初にあたしが生まれて、次に生まれてきたのはマクシムくんだった」
「……そうか。前のあなたが最初に生まれ変わって――」
「それをキミが追いかけてきてくれたのよ、きっと……ね」
「フフッ――そうかもしれないね」
「だから、次のあたし達も、また一緒よ。絶対に」
「もちろん。これから先、ずっと一緒だ――二人で行こう」





ゆっくり家路に着く。
もう遅いから早く家に帰らないとなのだけれど、走るほど気力がなかった。
のんびり帰っても、きっと――

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「――お疲れ様」
「……あなた」
「ジークルーナちゃん」
「……なあに?」
「一緒にいるから。僕が、一緒に」
「――うん……」
「明日、二人でのんびりしよう」
「――ええ。あなたと……レノックスさんと一緒にいたいわ」

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あれこれ考えたのだが、ここで切ることにした。
4日はまあ戴冠式以上に色々あって、そのことについて書きたいため長くなる予定で、5日は出産日。
3日はデートしただけで何事もなかったけれど、気分的に2日と続けて3日で切るのも違うかな、と。
既に10日まで終えているから、以降は3~6日、7~10日な感じで書こうかなあ。

マクシムはホント期待を裏切らないというか、優しさ++の愛情が深すぎてさ……。この愛情を経験しちゃうと、ちょっと他の性格と結婚できないよねっていう。
レノックスは優しさ+なので、まあそれなり、なんだよねw 夜迎えにきてくれるのはまあだいたいどの性格でもやるんだろうけど、朝から追いかけて来て声かけてくるとか、まずないしね。
いや、でもデートに誘って欲しい時に誘ってくれたりと、ポイントは外さないので大好きです。

そういやあ危篤の枕元の呼びかけが「殿下」呼び。王配殿下なので、これは正しい。
ただ、どうしたことか王配経験者に対して「陛下」呼びをしたりするんだよね。
それとアデリーナで王配であるレンを送った時は「レン様」なんだよね。
ここらの違いはなんなのかなー。まだセリーナの喪中だからなのかなー。名前+様との違いは居室住まいでないからだとは思うんだけど……にしても、殿下扱いではあると。挙句陛下とか呼ばれたりすることもあると。
いや、待て。Vup3.0で変わってんのかな……。過去の2例は2.0時点なんだよな……って最近、よそ様の国で寡の王配経験者を見送ったSSでは陛下って言ってた気がするね……うーん。

さて。
マクシムとセリーナについて改めてとか言ってたけど、いざとなると出てこないというか。
既に何度も叫んでるけど、本当に心の底から幸せだったっていう話とか。
二人に関してはあれこれ妄想が走りすぎてて、今も続行中だとか。
まあ、あれだ。

本当にマクシムとセリーナは特別。

たぶんこの先もずっと。
二人の雑文的なものはククリアに沿ったのやら、そうでないのやらまだまだこれからも出てくる予定なので。
そんな時は、生暖かく見守ってくれると嬉しいです……。





237年下旬後編にも、コメントを複数頂きました。ありがとうございました。

セリーナは本当に幸せでした、幸せです。

先に逝かれた奥様と別居だったということですが、奥様が闘士をされていたからなのでしょうか。
新闘士の任命とのかかわりで、そうなってしまうのでしょうかね……淋しいですね……。
レノックスが素敵だなんて、ありがとうございます♪
自分の中ではまだまだ情けない男なのですが、ホント、ポイントははずさないんですよねえ。
情けないけれど、やる時はやる感じで書いていきたいところですが、その希望通りにいってない風でもあり。
今後の課題な感じです。

コメントありがとうございました。
マクシムとセリーナは、皆さまに可愛がっていただいて、幸せです。

category: 10代目ジークルーナ プレイ日記

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