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236年中旬中編 

 

236年中旬中編。
また分割。まとまるところと中旬最後の山の部分はなんか長くなるからというか気分的に区切りたかった。
他にもあれこれあったし……。

16日。

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「ねえ、母さま。母さまはどうして、父さまと結婚しようと思ったの?」
「この人といれば、それだけで幸せって思えたからかしら。ただ一緒にいてくれるだけでも、幸せって思えて――他には何も必要ないって、ね」
「……そうなんだ」
「あたしとマクシムくんは、ただの同級生だった。そして成人してマクシムくんはシズニ神官になってしまって……そうして、なんとなく親しくなったのよね。神官様との関わりは、色々制限があって、そんな中で関係を深めていったから、なんの妨げもなく側にいられるっていうだけで本当に嬉しくて、幸せに思えた――って、そうじゃないわね。今もそう思ってる」
「ふふふ。今も変わらず、らぶらぶーだね」
「当たり前よ。あたしとマクシムくんは、昔も今も、この先もずっとって約束してるんだから」
「いつも本当に幸せで、羨ましいなあ」
「何言ってるのよ。アンタも、そろそろ――なんでしょう? むしろ今改まって話してくるってことは……」
「……うん……なんか、話したいことがあるって」
「――そう。それなら……アンタの気持ち次第ってことね」
「……そうだよね……」
「彼の言葉を素直に受けとめられると思ったら、頷けばいいのよ。難しく考える必要なんてないわ」
「――うん。ありがとう」
 
従姉のバルバラさんが出産したというので、お祝いに。

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なんだかお父さんに似た感じのコかなあ。
バルバラさんはドライだから、ジェローム先輩みたいな優しい人が一番いいんだよね。


優しい子供が生まれてきた……! ヨカッタヨカッタ。二人とも真面目なのに、そこはどっかに消え去ったがw





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 待ち合わせに行くと、そっと手を取られた。

「遺跡の滝に行きたい」
「遺跡の……滝」
「話したいことがある。君に」
「――うん……」

 そのまま手を引かれるようにして歩く。
 いつもは色んなことを話す道行も今日は言葉がなくて。

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 なんとなくお互いに緊張しているのが、握った手から伝わってくる。

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 誰もいない、静かな遺跡の滝。
 手を握られたまま、向かい合う。

「今日は、この間話した確かな約束の話をしたくて」
「……うん」
「正直僕は情けない男だと思う。不安なのは自分だけじゃないことも忘れて、君にそれを指摘されてしまったり。ベアトリス・ナインさんとのことをはっきりとしていなかったり――結局、まだ僕は君に甘えてる」
「――」
「それでも――僕は、君が好きだ。君と、ずっと一緒にいたい。子供の頃精霊の木で言ったように」
「……精霊の、木」
「大人になっても、僕はずっと君と一緒にいる――いや、ずっと一緒にいさせて欲しい」
「――レノックスさん」
「君と、この先をずっと。だから――」

 握られた両手に力が籠る。

「僕と結婚して下さい……」

 その言葉はすんなりと落ちてきた。
 驚くほど素直に、受け止めることが出来た。
 多分、ずっと待っていた言葉だから。ずっと欲しかった言葉だから。
 笑顔を作って、手を握り返す。

「その言葉を貰えて……本当に幸せです……」
「――ジークルーナ様」
「これから先、ずっと二人で一緒に……幸せになりましょう」

 緊張した顔が緩んで笑顔になった。
 見つめあって、微笑んで、抱き合う。

「――ありがとう……幸せにする……幸せになろう」
「ええ……もちろん」

 キスは軽めにとどめて、教会へ急ぐことにする。
 別に焦ることは何もないのに、なぜだか二人とも足が速くなった。
 森へ出ると、

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 仕事中らしい母さまが物凄い勢いで走ってきた。

「あら……」
「! 陛下……後程、改めてご挨拶に伺います」
「ふふふ、そう。わかったわ。待ってるわね。ジークルーナ――おめでとう」
「――母さま……ありがとう」

 母さまはそのまま水辺の方へと走って行った。

「――凄いタイミングだったなあ」
「ふふっ。日中のカルナの森は、母さまの仕事場だから」
「他の所にすればよかった……か? なんて」
「もうっ。どの道この国噂早いから、すぐに耳に入るわよ」
「そうだよなあ。まあ――今顔を合わせたのが王配殿下でなかっただけ良かったか……」
「え、何?」
「いや、なんでもない。越えなきゃいけない壁があるなっていう話だよ」
「???」

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「九日か。君の誕生日だね」
「本当。結婚記念日と誕生日が一緒なんて幸せだわ――でも、今母さまの気持ちがわかった」
「陛下の気持ち?」
「母さま誕生日、三日なの。父さまが七日。母さまと父さまは王家結婚式だから四日が結婚式だったんだけど、なんか結婚式の時自分は七歳なのに、父さまはまだ六歳ってなんか複雑だった――って」
「ああ、なるほど……。僕たちの場合も……ってことか」
「そう。私は七歳なのに、レノックスさんは六歳。なんか、ちょっと……」
「ははは。僕は同級生の中で一番誕生日が遅いからなあ。君より誕生日が早いとなると、ネストール君、イシアルさん、ミゲル君……か」
「そうね」
「――ダメだよ。君は僕のものなんだから」
「――もう。何言ってるのよ」

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「私たち、今、キスでする明日の約束より確かな約束をしたのよ? もう私があなた以外を選ぶわけがないじゃない」
「うん――そうだね」
「――幸せだわ」
「――僕もだ」

 教会には人の出入りする気配があったけれど、私たちは気にせず、長いキスをした。





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というわけで婚約完了。引き継ぎ前から結婚するする言ってた相手との婚約であります。
もうね、6aと6cを増やすんだよ……。やっぱ自力で増やさないとダメなんだ。どっちも少ないから大歓迎なんだ。子供の顔選択とかしないでいいんだよw いやまあ普通はあんまりやらないことだろうけどさw
既にまとめてある国勢調査でだいぶ絶望したので、このまましばらくはもう6系でいようと思う。わりと本気で。希望は第三子くらいの6a男子での引き継ぎだなあ。4人くらい欲しい……。人口的に今回は3人くらいかなーと思ってたんだけど、6系増やしたい。ホントに。

家名に関してはギロー増やしてもしょうがないから、バルデムに入るつもりだったが、なんかピンと来ないので、そのままギローで行こうかなと思ったりしているwwwwwww 迷っている。どうしようかなー。





市場で。

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「婚約したって聞いたぞ――おめでとう」
「あ、ありがとう。は、早いね……母さま?」
「ああ。多分もう家族皆知ってるんじゃないか?」
「……母さま、せっかちだからなあ……」
「俺は今から親父の顔を見るのが楽しみだ」
「えー……それって……」
「末娘の嫁入りが決まったとなるとなあ。姉貴のときも、だいぶアレだったからな」
「娘を持った父親って皆そんな感じなのね……って、兄さまもいつかそうなるのね」
「――自分でもあまり今から考えたくはない」
「ふふふ」

夜。

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父さまが、すごい勢いで走ってきた。

「――ジークルーナちゃん」
「あ、父さま、あの」
「――おめでとう」
「あ、ありがとう。その」
「挨拶に、来たよ。バルデム君が」
「そ、そうなんだ」
「本当に――あなたも、大人になったんだなあ」

そう言って笑った父さまは、やっぱりなんだか淋しそうに見えた。


17日。
朝から危篤の知らせが来ていたのでお見舞いに行ったのだけれど。

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シズニ神官様とロングさん……。
ああ、そうなのか。シズニ神官様はイシアルさん……カルナの乙女様と幸せになるために……。
……ということは、きっとイシアルさんも還ってくる。だとすると……。
私は少し、嫌な予感がしていた。

危篤の知らせはドーファンさんの家から。

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ネビルさんは、去年奥様を亡くされている。奥様を追いかけて今やっと……。


こいつも求道者なのだが、元プロ神官ワーホリランスと同級生。同じ学年に求道者男子が2人もいたとか……。片やずっと一途に見ていた相手を勝ち取って結婚し、その性格のままにバリバリ農場系の仕事をつとめ、片や長年神官をつとめると……。


市場に出たらネストール君に呼び止められた。

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「婚約したって? おめでとう」
「ありがとう」
「やっぱりレノックスか。まあそうなるだろうなと思ってたよ」
「そう?」
「ああ。だってお前たち一番仲良かったもんな。ベアトリス・ナインが絡んできたときは、逆に意外だった」
「意外かなあ。彼、ベアトリスさんとも仲良かったよ」
「端で見てると、レノックスがまずお前以外を選ぶ理由が思い浮かばない」
「そ、そうなんだ……」
「だから――良かったな」
「うん……ありがとう。ネストール君は……」
「俺はまあ……来年の四日には間に合わないだろうな」
「そっか。でも、もう――決めてるんだね。幸せになる人を」
「――そうだな」
「ふふふ。良かった」


なんだかんだネストールからもそこそこの頻度で「おーい!」がされる。それが物凄く嬉しい。
親友友人にはなれなくても、別居家族と同じかそれ以上に親しい相手でありたい。
そしてストーク写真が今回あまりないのであれだが、ロックがかかったか次でかかるかな頃合いのはず。
まあ還俗に関しては来年以降になるんだけどね。



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ミゲル・ロベルトさんに声をかけられた。

「――お帰りなさい」
「ただいま――って変な感じ」
「そう?」
「まだなんとなく、違和感がある。成人した時よりも」
「そっか……。イシアルさん――カルナの乙女様とって決めたんだね」
「うん。後は彼女が還って来てくれればなんだけど……多分、引き継ぎの相手は……」
「やっぱり……そうだよね」
「僕も、悩んだんだけどね――でも指名は僕が決めることじゃないから」
「シズニの導き……大天使ノーマの加護……」
「そう。だから後は、同じように還って来てくれることを願うしかないんだ」
「――そうだね」


18日。
また中の人視点で始まる。

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元プロアスター神官ランス・マグダカートの危篤の知らせ。

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彼に関してはなんとも簡単に語れないくらいの想いがある。
中の人がいたセリーナの女王時代227年から232年という長い時間、彼は片腕として側にいてくれた。
伴侶はもちろんマクシム以外に考えられないが、女王として彼は必要な人物だったと思う。
真面目で不器用。仕事第一。どうしようもない愛すべき男だった。

彼は昔、永遠の乙女だった大おばドリス・マグダカートと付き合っている。その時はこの関係で付き合うのはどうなのと思ったが、今のランスを見ていると、彼女にもう2年でもいいから寿命があったらと、17歳と短命だった彼女がせめて平均寿命くらいまで寿命があったならと思わずにはいられない。

マグダカートの家は、そもそもが物凄い神職家系なわけだが、2人も長い間神職&未婚とかいう状況になっちゃうと、もう呪われてるとしか思えないよね……。わりと好きな家名というか、縁もわりと深いので入ってみたい家なんだが、子供あんまりたくさん作っても、何人かは神職になっちゃいそうで怖い。

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見舞いにはちゃんとセリーナもやってきた。
友人一覧での状態がどうなっているかは、まるでわからないが。
代が変わってから接触しているのを見たことがない。

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ランスの最後の時に側にいたのは、妹であるリンジー。

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ドリスの時も側にいたのはただ一人、兄であるアシエルだった。
せめても兄妹が側にいてくれて、良かったと思う。

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葬儀の喪主も妹であるリンジー。
葬儀にはシスティーナが来ている。システィーナ結婚後も会話しているのを何度か見ているので、どうやら友人関係のままだったようだ。本当に「遊びに」って言い出しかねなかったと思うと、ランスが求道者という性格でまるでマメでも優しくもなかったことが功を奏したのではないかと……。

ランス・マグダカート。
女王セリーナの傍らにいた男。

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君もまた、このゲームの中で、忘れえぬ存在になってしまったな……。





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父さまと母さまは今朝もらぶらぶです。
父さまは、

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母さまに愛を囁いた後、私にも声をかけてくれる。
父さまは素敵な旦那様で、素敵な父親だなあ……。

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「もうククリ・ド・アンが食べれないなんて……」
「ふふふ。ジークルーナはお城見学が一番楽しみって言ってたものね」
「ジークルーナちゃんは、なくなるのがもったいないって、大切に食べていたね。ククリ・ド・アン」
「遠足でしか貰えない、大人になったら食べられない、だからもっとくれてもいいのにって、本気で思ってたもの……。あんなに美味しいのにもったいない……」
「カロンパンもチーズアルテも、どうしてか子供の遠足限定なのよねえ。ずーっと昔から」
「それを楽しみに子供は遠足に行くものだとは言っても、確かにもったいないね」
「母さま、女王の力でどうにかできないの?」
「あたしができるようなら、もっと前にどうにかなってるわよ……」
「だよねえ……」
「ある意味神様の領域なのかもしれないね。聖イスカの」
「イスカの乙女にしか作れない……か」
「ククリ・ド・アンはお城に伝わるって話なのに……」
「そう言えばそう言う話だったね。乙女様がそう言ってくれた覚えがある」
「……城の書庫辺りに作り方残ってないかしらね……探してみようかしら」
「見つかったらいいなー」

夕。

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レノックスさんに呼び止められて、デートに誘われた。

「ふふふ。婚約した後の結婚前のデートってなんだか特別な感じがして嬉しい」
「そうだね。将来間違いなくお嫁さんになってくれる人と出かけるんだ――幸せなことだね」
「でも――あんまり触るのはなし、だからね」
「えー……。もうそんなに恥ずかしがることもないじゃないか……」
「は、恥ずかしいとかそう言うことじゃなくて……やっぱりこう……まだ結婚前だし」
「婚約者として許される範囲にとどめてるつもりだけどな――なるべく」
「! な、なるべくって……」
「君が僕のものになったって思ったら、そりゃあもう――」
「ば、ばかッ」





というわけで、また結局分割することにしましたよと……。
婚約に加えて、やっぱりランスの危篤があったことが大きくて、そこそこの長さになったので。
20日がまた内容的に濃くなってしまうので、いったん区切っておこうかなーと。
まあなんとなく18日書いた時点でちょっと気力が尽きたっていうのは秘密なんだが……。

ちょっとまた別ゲーで遊んでることもあり、更新頻度が若干落ちてしまった。
あれこれ書きたいものはあるんだけどなー。
セリーナとマクシムの小話的なものをあれこれ書きたいし、今回のランスの件もあり、ランスとセリーナの話もちょろっと書いてみたい。18日の話なんだけどな……。

しかしさっさと236年を終えないとプレイも進められないって言う。
なるべく記録とプレイを乖離させたくないのがまた悩ましい。まあ、続きはなるべく早い内に。

category: 10代目ジークルーナ プレイ日記

thread: ワールドネバーランドシリーズ - janre: ゲーム

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