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236年上旬中編 

 

236年上旬中編。
いきなりクライマックス。そしていきなり三分割。

6日。

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「ジークルーナ様。丁度良かった。アナタに言っておきたいことがあって」
「何?」
「あたし、レノックスとお付き合いすることにしたから」
「――」
「あんまり驚かないんだ?」
「――子供の頃、ベアトリスさんも仲良かったから、驚くことでは、ない……かな」
「そう。でも、アナタの方が彼とは仲が良かったと思うけれど」
「……どうだろう……」
「だって、あたしは一度も出かけたことないしね。まあ、あたしが、またつぎに~って言ってたんだけど」
「そう……。でも、レノックスさんはベアトリスさんのこと、気にしてたと思うよ。ずっと」
「――まあ、昔家、わりと近所だったし……ね」
「……」
「どっちからそういうことになったか、なんてことは言わないけど……でも、ちゃんと自分で断っておきたかった。この国、こういうことに関する噂早いけど、他の人から耳に入るより先に――ちゃんと」
「――うん」
「それと――どうなっても、あたし、アナタのこと親友だと思ってる」
「――ベアトリスさん」
「だって、あたし――彼よりアナタとの方が仲が良かったんだから」

もっと早くこうなるかなと思っていた。
レノックスさんは、昔から、ベアトリスさんの事気にしていたから。
ベアトリスさんがつれなかっただけで。
だから、驚きはしなかった。

でも――
 
少し重い気分のまま、待ち合わせの庭園へ。

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「ごめんなさい、待たせてしまって」
「いや、大丈夫」
「今日は、どうしよっか?」
「君が決めていいよ。今のところ、僕が決めてばかりだったから」
「そう……じゃあ、静かなところがいいから……劇場へ」
「うん、わかった」

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「大人になってもこうして君と出かけられて、嬉しいよ」
「――うん……そうだね」
「君とは何回、二人で出かけたかなあ」
「……毎週、一度は出かけていた気がする……かな」
「そうだね。ジークルーナ様と一緒にいるのは、僕にとっては当たり前のようなものだったな」
「……当たり前……」
「? どうしたの?」
「ううん。なんでもない」

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「これからも、昔と変わらず一緒に色んな所に、君と出かけたい」
「――ええ。“私で、いいのなら”喜んで」
「君と、出かけたいよ」
「――うん……」
「――ジークルーナ様、何か今日は元気がない」
「そう? そんなこともないよ……ふふっ。ちょっと緊張してる……かな」
「緊張?」
「レノックスさんは――優しいから」
「優しいから……緊張?」
「うん……。私、ちゃんと……あなたに応えられてるかな?」
「君は、今のままで――」

そっと抱き寄せられて、キスされた。
少し遠慮がちな気がしたのは――私の態度のせいか、それとも……。

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「今日も楽しかったよ、ジークルーナ様」
「うん。また、一緒に出かけようね」
「そうだね、時間を合わせられたら――」
「――レノックスさん」
「ん?」
「無理、しなくていいから」
「!」
「私に、気を遣う必要ないから――またね」
「――ジークルーナ様」


言ってくれるかなと思ったけれど、言ってはくれなかった。
どうせその内、噂で知れると思ったのか。
それとも、ベアトリスさんと仲の良い私に気を遣った――気まずかったのか。

――その可能性、どれもが、なんだかとても嫌だった。


ハールの庭園前を通りかかったら。

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ロング・ストロープさんと、カルナの乙女様が出かけていくのを見かけた。
乙女様もてるなあ……。
まあ私も、ストロープさんにも、ロベルトさん……シズニ神官様にも、声をかけられているけど……。


7日。
今日は、父さまの誕生日。

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父さまと母さま。いつまでも仲良く元気でいて欲しい。
ただこう……油断すると食事中に、いちゃいちゃしはじめるのは……。

城から出たら

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丁度、見たくないものを見てしまった。
二人は気づかなかったみたいだけれど……。

昼。

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「何してるの?」
「魚でも釣ろうか、畑仕事にしようか悩んでるところ」
「そう。……今日、はじめてレノックスと出かけたわ」
「――そうなんだ」
「彼、優しいね」
「うん。……昔から」
「――フフッ。あたしより、ずっとよく知ってる――ってこと?」
「! 別に、そんなつもり」
「冗談よ。付き合いの長さは、多分そんなに変わらないし」
「――うん。ベアトリスさん」
「何?」
「レノックスさんのこと、好き?」
「――そうね。同級生の中では、一番、かな」
「――うん。わかった」
「……わかった?」
「ベアトリスさん。私、あなたのこと好き」
「! ……ありがと」
「そして――私も、レノックスさんのことが、好き」
「――うん。知ってる」

ベアトリスさんは、にっこり笑って頷いてくれた。
その笑顔がとても綺麗で、胸が痛くなるくらいで――でも。

ちゃんと、はっきりしないと、多分ダメだ。

レノックスさんは、優しい。
だったら――私が。

そんなことを思っていたら、意外な人に声をかけられた。

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「ジークルーナ様」
「――あ。バルデムさん……こんにちは」
「不肖の息子がお世話になっているようで」
「いえ、そんな……こちらこそ」
「ジークルーナ様は、もうだいぶ鍛えてらっしゃるようだから、奥義とか如何ですか」
「――伝授していただけるなら」
「じゃあ、行きましょう」

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「お見事です。さすがですね」
「いえ、そんな」
「まあ何かありましたら、今お教えした奥義、息子にぶちこんで結構ですから」
「えっ……」
「ははははは。それくらいでくたばるようには育ててませんから、ご存分に」
「は、はい……」
「ちゃんとして、安心させてくれないと――」
「え?」
「いえ。こっちの話ですよ」


結局、この日、レノックスさんとは会わずじまいだった。


8日。
レノックスさんに呼ばれたと思ったら。

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「――ギブルの話?」
「そう。大人になったから買ってみようかなと」
「――私は興味ないからなあ」
「そうなんだ」
「それにしても……一日ぶりなのに。昨日は、忙しかったの?」
「――いや。そういうわけでも」
「……まあいいけど。それより」

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「明日、時間をください」
「――明日、か」
「無理なら、いいけど……本当に、無理なら、もう――」
「――いや。無理、ではない。明日は――大切な日でしょう。毎年、一緒にいた」
「! ……覚えて」
「そりゃあ、もちろん」
「――ありがとう。でもね、それとは関係なく、明日、ちゃんと話したいの。あなたが、私に言ってくれていないことについて」
「――そうか……。うん、そうだね」
「じゃあ、明日。昼にハールの庭園で」
「わかった」
「――ありがとう」
「――ジークルーナ様」

――明日、きっちりしよう。
そう決めた。

休日だから、散歩でもと思ったら、

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ネストール君が不自然な感じで、フライダの滝の方へ。
わりとマメなんだなあ……。

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ネストール君……やっぱり大恋愛してるなあ。
そんなことを思っていたら

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……まあいいんだけどね。
去年一年ご近所さんだったし……。

でもなんか――開き直ってきた。

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劇は一応見に行って。
終わった後、見に来ていた、レノックスさんを捕まえた。

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「ねえ――キスしよう」
「!――今、ここで?」
「そう。嫌?――ううん、嫌でもしちゃう。――」
「――ジークルーナ様」
「驚いた顔して」
「うん……驚いた」
「――軽くない感じでしてもいいよ」
「!」
「ふふっ――冗談。明日、忘れないでね。今の、約束のキスだから」
「――うん、わかった」

そんなことをしていたら、ネストール君に呼び止められた。

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「大胆なことしてるな」
「見られてた」
「そりゃあ――見せつけたかったんじゃないのか?」
「ふふっ……そうかも、ね」
「――なんか、心に決めた、みたいな目してんな」
「うん――そうかな。どうなるか、わかんないけどね」
「――頑張れよ」
「ありがと。ネストール君も、ね」
「俺はまあ、ぼちぼち、だな」

今日は。

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ロジェ君のお誕生日。
ロジェ君もかわいいなあ。なんだかすごく懐いてくれて、マドック君と二人とも、弟みたいって思ってる。
待ってる――なんてことに、ならないようにはしたいんだけど……。





ここでとりあえず一区切り。
9日も続けて書いてたんだが、どうにもこうにもgdgd長くなったので、ぶった切ることにした。
正直本当にセリーナの時のように恋愛だけで独立させるべきだったと物凄く後悔している。
っていうかどうしてこうなった……こんな予定では状態。

それもこれもデートの後の会話が普通にただの両想いだったときは「もちろん!」だったのに、ベアトリスと股がけしはじめた途端「時間が合えばね」って言い放たれたのが発端なんだよなーw
テメーわかりやすいなこの野郎。
7日は本当に一度も来なかったからなー初めて。そこでももにょった。
そして8日にギブルの話をされた時に、中の人は開き直ったというか、決めた。
今までまあだいたい受け身な感じで行動してきたけど、今回自分はおしゃべり(++/--/++)。積極性++かつ優しさ++。相手はおだやか(-/-/+)。NPCだったら一日に二回以上やってくるのは、おしゃべりな方だ。だから、自分から行かないとダメだ、と。
なので、8日の劇場あたりから、朝はまず探しに行って、見つけたら「おーい!」でとめて、こちらから話しかけてチューして去る。わざわざ会話発生するようにぶつかることはしない。夜も同じようにする。
そういう方針に変えた。

今回は押せ押せで行く。

と、まあそんな方針でいくことにした話を9日で書いてるわけだが……大変長くなってきたので分割しましたよっと……。まだ収拾ついてないです……。
感じとしては「生徒代表と私」パターンで基本会話文+地の文的な形に仕上げたいが……雑文レベルになりそうなところをならないようにしてる感じであります……格闘中。

category: 10代目ジークルーナ プレイ日記

thread: ワールドネバーランドシリーズ - janre: ゲーム

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